ひな祭りの由来簡単に子どもに向けて伝える方法とは？飾りはどうするの？

3月3日は雛祭！！

女の子のお子さんや、
姉妹のお子さんがいるところでは、とても楽しみなイベントですよね。

初節句の場合は、張り切ってお祝いしてあげたいところです！

私の友達は、保育士なのでこれまでにもひなまつり行事の司会をよくやっていたので、
子ども向けにひな祭りの由来を聞いてみました。

保育士の友達は、
こどもたちにひなまつりの由来をわかりやすく、興味を持ってもらうにはどうすればいいか毎年考えているんですよ。

それをお伝えします。
これで子どもにひな祭りの由来を聞かれたときの参考にしてみてください！！

ひな祭りの由来を子どもに簡単に伝えるには？

ひな祭りの由来を子どもに伝えるときには、
まず大人が知ることかなと思いますよ。

雛祭りの始まりは、２つの行事が結び付いていると言われています。

一つは貴族階級子女たちが遊ぶ雛遊び。

二つ目は人形に災いを託して川に流し災厄を払う流し雛。
この二つが結び付き発展して今の雛祭りになったとされています。

そして、人形作りの技術が発展して「流す」ものから「飾る」ものに変わっていきました。上流階級では嫁入り道具として豪華な雛人形を持たせるようになりました。

そして 、初節句として女の子が生まれると雛人形を用意して、女の子に災いがふりかからず、美しく幸せに成長しますようにと願いを込めてお祝いをする風習が広まっています。

こうしてひな祭りは、払いの儀式であったものが、
徐々に形を変えて女の子の成長と幸せを願うお祭りとなって庶民の間に定着していったそうです。

お雛祭りとお雛飾りの事について

　友達のおうちでは30数年過ぎても当時の雛人形を飾って、大きくなった子供たちや孫達を呼んで、ささやかなお雛祭りをしているところがあります。　

雛人形は、勿論第一子の女の子が生まれた時にお祝いで買ったものです。　

其の雛祭りについてですが、時期的には3月3日の桃の節句に行いますが、地方によっては月遅れや旧暦で行うところもあるようですが、何れにしても日本独特のお節句という時期に行うのが通例です。

例えば、子供の日の5月5日が端午の節句と言って、主に男の子のお祭りですが、其れによって女の子のお祭りが桃の節句ということになります。

　因みに、日本人は自然を敬い人々の平穏な暮らしができるようにと、特に季節の変わり目や節目において健康や長寿を願い身の穢れを祓うという風習がありました。　其れは歴史的には平安時代において起源とされ、五節句という行事が発祥したとされています。

五節句というのは、今でも風習として行われていますが1月7日の「七草」、3月3日の「桃の節句」、5月5日の「端午の節句）」、7月7日の「七夕」、そして、9月9日の「菊の節句」

というのが五節句と言われるものです。

　そして、現在の「雛祭り」の一般的な意味は、3月3日ですから寒い冬の時期から暖かい春になるという意味を込めて、特に女の子の健やかさと無事なる成長を祈る節句の祭りで、。雛人形を飾り、桃の花を活けて、雛あられや菱餅を供えて、そして、白酒やお寿司などを食しながらお祝いとお楽しみを兼ねて行うものです。

特に、雛人形を飾るのは女の子が無事に成長して素敵なお嫁さんになれるようにと、其れに、子供や女の子達に降りかかる厄災を身代わりに受けてくれる事を願ってお飾りするものだとも言われているのです。

ひな人形の由来や祭りや飾りについてまとめ

こどもたちには、昔は紙の人形に嫌なことを託して川に流していたこと、雛人形には子供のお守りのような意味があること、ひな祭りは子供の成長を願う日ということを由来として伝えていきたいと思います。

これからひな人形飾りや、料理、ケーキの準備など楽しみながらこどもたちと行っていこうと思います。