桜の種類は？開花時期はいつ頃？見分け方とは？

春と言えばお花見！お花見と言えば桜！せっかくお花見をするなら一番きれいな時がいいですよね。。

桜の種類は豊富で、種類によって咲く時期も違います。

桜の種類と開花時期を上手に見分けられるようになりましょう。

桜の種類どんなのがあるの？

桜は日本国内だけでも600以上の品種があると言われています。
最も有名なのはソメイヨシノや八重桜などですが、これは咲き方で名前が付けられたもので、他にもシナミザクラ群や、エドヒガンザクラ群といった品種群を含む８つの品種分類があります。

1. 自然交配や咲き方
自然交配によって生まれた桜や、咲き方によって名付けられた品種の分類

2. シナミザクラ群
シナミザクラを交配したり、近い生態をもつ品種群

3.エドヒガンザクラ群
彼岸の頃に花を咲かせる品種

4. ヒカンザグラ群
下向きに花を咲かせる種類の桜の品種

5.チョウジザクラ群
小さな花びらが180度に広がり丁字のように見えるのが特徴の品種

6.マメザクラ群
名前の通り花びらが小さく、樹高も高くならないのが特徴

7.ミヤマザクラ群
小さな花がまとまって咲き、ガクが反り返っているのが特徴の品種

8.ヤマザクラ群
日本の野生原種の一つで、花と葉が同時に咲くのが特徴

桜の開花時期はいつ頃？

桜の開花時期は種類によって異なります。

お花見をするなら満開のタイミングを逃さないよう、開花時期は知っておきたいところです。

桜の中でも特に有名で、私たちも見かけることの多い3種類と、少し珍しい時期に咲く桜の開花時期を見てみましょう。

・ソメイヨシノ　　４月上旬
・八重桜　　　　　4月上旬～5月上旬
・シダレザクラ　　3月下旬～4月

私たちもよく知る桜は、咲く時期から、まさしく春の花と言えますね。

３月が時期のシダレザクラに続き４月はソメイヨシノ、八重桜は５月までと、順番に桜を楽しめますね。
珍しい時期に咲くものとしては、寒桜（カンザクラ）という種類があり、こちらは２月下旬から咲き始めると言われています。

名前の通り寒い時期に咲きますが、うっすら雪の残る桜景色も素敵でしょうね。

桜見分け方とは？

桜の種類と開花時期は分かりましたが、その桜をどのように見分けたらよいのでしょうか？

それぞれの特徴を見てみましょう。

〈ソメイヨシノ〉

花びらの枚数が５枚で、咲き始めは淡い紅色ですが、満開になると色が薄くなり白色に近づきます。

色が薄くなってきたら満開のサインです。

〈八重桜〉

たくさんの花びらをつける八重桜は、一輪の花に大体10～130枚もの花びらが付きとても豪華な見た目が特徴的です。

葉と花が同時になるので、ピンクと緑の優しい色合いを楽しめます。

〈シダレザクラ〉

名前の通り、枝が垂れているのが特徴的で、花びらの色は白か淡い紅色です。

大きな木と、豪華に垂れた桜が、ダイナミックで幻想的な印象を与えます。

最高のタイミングでお花見を！

いかがでしたか？

花びらや木を見て種類が分かれば、この桜が咲いているから次はあの桜だと言うように、絶好のタイミングを見極める参考になればと思います。

開花時期がそれぞれ違うので、上手に見極めれば、春の間ずっと、美しい桜を楽しめますね。

大切な人と見る桜は一番きれいな時に見たいものです。