インフルエンザの初期症状はどう？感染はするの？出勤や登校はいつからできる？

私たち日本でのインフルエンザ流行の時期は冬である事が多く、また短期間で広範囲に流行する恐れがある病気です。

学校や会社でインフルエンザを患う人が確認されるとどうしても身構えてしまいますよね。

確かに、インフルエンザは通常の風邪とは違って症状や感染の強さなど桁外れな感じです。

ここでは、インフルエンザの初期症状や感染の強さ、また、インフルエンザを患った時には出勤や登校の許可はいつ頃なのか?など調べました。

インフルエンザの初期症状はどう？

インフルエンザウィルスに感染すると、だいたい1日～3日間の潜伏期間のあと発症します。

その初期症状は、人によって違いますがかなりの高熱の発熱や頭痛、筋肉痛・関節痛・体が怠く動けない（全身の倦怠感）などを多くの方が発症します。

通常の風邪の初期症状である咳や鼻水などはインフルエンザの場合、上記の初期症状の後から発症する事が多いです。

※インフルエンザの初期症状は通常の風邪に比べて全身症状が強く現れます。

インフルエンザ感染はするの？お風呂や食事は？

インフルエンザの症状は通常の風邪に比べて強いわけですが、それだけではなく感染力も強いのがインフルエンザで、一緒に暮らす家族の一人がインフルエンザに感染すると冷や冷やするのが本音ですよね。

しかし、感染の防ぎ方を知っていれば大丈夫です。

インフルエンザの感染力は強いですがそのウィルスにも弱点があって、室内に浮遊するウィルスは室温20℃以上で湿度50％以上を保った場合、生存率が低下します。

ですから、
お風呂ではかなりの高温多湿のためインフルエンザの感染確率は比較的低いのです。

しかし、まったく感染しないという保証はないのと体力を消耗するためインフルエンザ感染者は治ってからの入浴が望ましく、タオル類も粘膜などからの感染予防として共有しないようにするのが良いです。

また、食事では食器（共有の皿から・共有のおかずを取る時の箸から）で感染する危険があります。

また、インフルエンザ感染者はウィルス撃退のために無理やり食事をする必要はなく水分を充分に摂り安静を心がけて食事は症状が軽減してからで大丈夫です。

インフルエンザの出勤や登校はいつからできる？

インフルエンザに感染すると全身症状が強くお風呂にも入れず食事ものどを通りません。

また、インフルエンザは通常の風邪と別で感染症に定められていて「出勤停止・出席停止」と言う扱いになります。

出勤停止・出席停止は、インフルエンザを発症した後5日の経過を待ち、解熱した後2日（幼児にあっては、3日）を経過するまでとなっています。

ちなみに、保育園や幼稚園などに通う幼児は解熱した後3日の経過が必要です。

また、感染者と同居している家族も出勤停止や出席停止になる事があります。
※医師等の診察によって感染の恐れがないとの診断を受けた時は上記の限りではありません。

インフルエンザまとめ

ここでは、インフルエンザの初期症状や感染の強さ、いつ出勤や出席の許可がでるのか。など調べてまとめてみました。

インフルエンザは高熱の発熱をはじめ通常の風邪と比べて全身症状が強く、また感染力も強いのがインフルエンザです。

同居している者はお風呂や食事での感染を防ぐ事が大切です。風呂場自体は感染の確率は低いのですが、感染者との共有はしないようにします。

一方、食事は同じ皿や箸から感染する可能性がありますので、注意が必要です。

これだけ感染力が強いインフルエンザはもちろん感染症に定められている為、
インフルエンザの診断を受けると出勤停止や出席停止の扱いとなります。

出勤や登校の許可は、上記の通りです。