ラグビー日本代表外国人ばかり？ワールドカップの成績は？なぜ強い？

ラグビーワールドカップ2015での快挙で日本では、
空前のラグビーブームが到来しそうです。

小さい時からラグビーをしていてラグビー日本代表を見てきましたが、
過去のワールドカップでは、勝利するという希望すらない感じでした。

それが今回の南アフリカとの試合には、
再放送で勝利していると知っていても興奮が止まらないようなゲーム展開で
本当に歴史的な試合になっています。

ラグビー日本代表をあまりみたことがない人には、
ニュースを見ていて、あれ？外国人ばかりではと思った人が多いんじゃないかと。

そんな、ラグビー日本代表の外国人選手の条件や、
今回歴史的勝利と言われているけど今までの日本代表のワールドカップの成績。

そして今までワールドカップでは、通算成績1勝21敗2分のであった日本代表がなぜ強くなったのか？
をご紹介します。

ラグビー日本代表はなぜ外国人ばかりで多いのか？

ラグビー日本代表の活躍をニュースで見ているけども、
桜のジャージを着ているのが、外国人選手が多いと思わなかったですか？

今回の日本代表選手は総勢３０名そのうち外国出身選手（日本国籍取得５選手を含む）は１０人です。
１/３が外国人選手になりますね、

そこで、ワールドカップに出場できる外国人選手の出場の条件についてです。

・出生地が日本
・両親、祖父母のうち１人が日本生まれ
・日本で３年以上継続して居住

※上記のうち1つ以上満たしている者が出場できます。
　国籍が日本でなくても出場できます。

帰化している選手や高校から日本でプレーしている選手も多いんです。
南アフリカ戦で大活躍したウイングの１１番松島幸太郎選手は、
南アフリカ・プレトリア出身で幼少期から母と日本で住んでました。

あの走り方と髪型がたまらないですよね！！

高校も桐蔭学園で東福岡と同点優勝をした時にも大活躍してました。

サッカーでも強くなる時には、外国人選手の力が必要でした。
これからさらに発展していく日本代表には外国人選手の力が必要で、
そこからラグビーが世界レベルに近づくにはこの外国人選手が必要な時期ですね。

ラグビー日本代表のワールドカップの成績とは？

ラグビーのワールドカップで南アフリカに勝利して快挙と言われていますが、
過去の日本代表の成績を知らない人にはピンとこないんじゃなかと。

歴代の日本代表の成績を、監督からまとめてみました。

■日本のラグビーワールドカップ全成績（２０１５年イングランド大会除く）
　　通算成績　1勝　21敗　2分

▼１９８７年　：　ニュージーランド・豪州
　宮地　克実　監督
・日本　●　１８　-　２１　米国
・日本　●　　７　-　６０　イングランド
・日本　●　２３　-　４２　豪州　

▼１９９１年　：　イングランド
　宿沢　広朗　監督
・日本　●　　９　-　４７　スコットランド
・日本　●　１６　-　３２　アイルランド
・日本　〇　５２　-　　８　ジンバブエ
　　⇒唯一のワールドカップ勝利！　

▼１９９５年　：　南アフリカ
　小藪　修　監督
・日本　●　１０　-　５７　ウェールズ
・日本　●　２８　-　５０　アイルランド
・日本　●　１７　-１４５　ニュージーランド（オールブラックス）　
　　⇒ワールドカップ最多失点

▼１９９９年　：　ウェールズ　
　平尾　誠二　監督　（神戸製鋼で日本選手権　7連覇）
・日本　●　　９　-　４３　サモア
・日本　●　１５　-　６４　ウェールズ
・日本　●　１２　-　３３　アルゼンチン　

▼２００３年　：　豪州
　向井　昭吾　監督
・日本　●　１１　-　３２　スコットランド
・日本　●　２９　-　５１　フランス
・日本　●　１３　-　４１　フィジー　
・日本　●　２６　-　３９　米国　

▼２００７年　：　フランス
　ジョン・カーワン　監督　　⇒外国人の監督を選任
・日本　●　　３　-　９１　豪州
・日本　●　３１　-　３５　フィジー
・日本　●　１８　-　７２　ウェールズ
・日本　△　１２　-　１２　カナダ
　⇒引き分け

▼２０１１年　
　ジョン・カーワン　監督
・日本　●　２１　-　４７　フランス
・日本　●　　７　-　８３　ニュージーランド（オールブラックス）
・日本　●　１８　-　３１　トンガ
・日本　△　２３　-　２３　カナダ
　⇒２大会連続カナダと引き分け

今後ラグビーの監督になってほしいのはやっぱり、
清宮克幸さんです。

そう今年の高校野球で怪物と言われた早稲田実業の清宮選手のお父さん。

清宮選手のお父さんは、歴代早稲田大学ラグビー部を日本一にし、
今回　大活躍している五郎丸　歩選手が所属している、
ヤマハ発動機を日本選手権で日本一に導いた監督です。

必ず監督をしたところでは日本一に導いている監督。
日本代表の監督になってほしいです。

ラグビー日本代表はなぜ強くなったのか？

２０１２年に就任したエディ・ジョーンズヘッドコーチの存在が大きいんです。
豪州監督してワールドカップ準優勝、南アフリカのアドバイザーとして優勝を導いた。

４年前から今回のワールドカップで戦えるようになるため、
日本代表のチーム作りをしていました。

まずは、選手の意識改革からのスタート。

目標が「２０１５年ワールドカップで８強による決勝トーナメントに進み、日本ラグビーの歴史を変える」
今回の南アフリカに勝利し、歴史的な勝利と全世界に広がっています。

また、決勝トーナメントに進めるのは、
５チームずつＡ，Ｂ、Ｃ、Ｄと４つの組に分かれ１次リーグを実施。
各２チームが決勝トーナメントに進めます！

日本が決勝トーナメントに進むためには、全３勝必要なので、
残り３戦で２勝が必要になってきます。

まとめ

日本代表が南アフリカに歴史的快挙で勝利を挙げていますが、
今回のワールドカップではそれだけでは終わらないような強さが日本代表にはあります。

次のスコットランド戦
日本時間の２３日（水）２２時３０分にキックオフです！！

テレビでみるなら放送予定など詳細はこちらの記事へ
ラグビーワールドカップ2015組み合わせと放送予定！代表選手とグッズ

このワールドカップは、２０１９年日本で開催されるワールドカップのへの大事な大一歩になってきます。

ラグビー経験者としては、なでしこのサッカーのようにこのまま盛り上がっていけばいいなぁと期待しています。