NISAとは何?積み立てNISAとは?どっちがお得??
個人の資産を増やす為には副業や貯金、節約やFX、株式への投資など様々な方法があります。
知識を必要としない方法はあまり利益を生み出さない場合が多いので、ここでは“多少の知識は必要でも利益を生み出す事ができる方法“として「NISA」に注目してみたいと思います。
NISAって何?
そもそも「NISAって何?」と思っている人は多いはず。
まずはそこから始めましょう。
株や投資信託などの金融商品の取引で得た利益には通常であれば「税金」がかかります。
例えば100万円もうけても10万円は税金として国に納める事になり、利益は90万円となります。
NISAは特定の「NISA口座で取引を行う事」で利益に対する税金を“非課税”としてくれる制度の事なのです。
上記の例で言うと「100万円もうかって手元に100万円残る」のです。ここに10万円の差が生まれます。
税金がかからないので資産運用して利益を得ても確定申告の必要もありません!
NISAの制度を見てみましょう。
●1人1口座の開設が可能です。
●株式や投資信託等、選べる金融商品数が多いです。
●非課税枠は毎年120万円までです。
●非課税期間は最長5年で、期間終了後も新しい非課税投資枠へ移す事が可能です。
●運用できるのは2023年までと決まっています。
NISA口座の開設は証券会社の他、金融機関でも行う事ができます。
普段から行き慣れた銀行でも手続きができるのでより身近に感じる事ができます。
NISAは一括投資も積み立て投資もできるので自分のライフプランに合った投資が行えます。
積み立てNISAとは?
いくら非課税がお得と言っても元手となる資金がそれ程多くなければ制度を十分に活用できません。
そこで2018年に生まれた制度が「積み立てNISA」です。
一般のNISAよりもコンパクトな制度となっているので詳しく見てみましょう。
●積み立てNISAか一般のNISA、どちらか一方の利用となります。
●金融庁が指定する投資信託への投資のみへの利用となります。
●非課税枠は毎年40万円までです。
●非課税期間は最長で20年ですが、期間が終了すると一般の口座へ移され非課税は適用されなくなります。
●運用できるのは2037年までと決まっています。
名前の通り「積み立てNISA」は毎月一定の金額を積み立てて投資を行います。
結局どっちがお得なの??
一般のNISAと積み立てNISA、どっちを選んだ方が得をするのか?
そんな疑問が浮かんできますが結局の所、投資を行う本人次第と言えます。
漠然と言うなれば
「一般のNISAは投資の経験者向き」
「積み立てNISAは投資の初心者向き」
でしょうか。
一般のNISAは自分の好きな銘柄に好きな金額を投資でき、継続する事も利益が出た際に一気に引き出す事も可能です。
これだけ見れば「こっちがお得!」と思うかもしれませんが問題は損失を出してしまった時にあります。
“NISA口座内で発生した損失分には非課税が適応されない“と言う決まりがあります。
経験者であれば損得の見極めがある程度できますが、初心者であれば損をして税金を払う時に泣きを見るという事にもなりかねません。
初心者で投資を初めて行うという場合は第一に“リスクを避けたい”と考えます。その為、投資額が少なく厳選された投資信託への投資が継続して行える積み立てNISAを選ぶ人が多いです。
感覚的には「貯蓄」に近いので大きく利益を得たい人には期待外れ感があります。
●NISAも積み立てNISAも「投資」である事を忘れてはいけません。
投資はお金の価値が日々変動します。
毎日の変動に一喜一憂する人、期間満了時の元手の変化を楽しむ人、様々ですが決して「損をしないとは限らない」とは思わないでください。
リターンを得るにはリスクをしっかりと理解しましょう。
NISAと積み立てNISAまとめ
いかがでしたか?
NISAとは何?積み立てNISAとは?どっちがお得??と題してご紹介しました。
誰もが資産を増やしたいと思っています。
NISAを勉強して私もどっちか始めてみようかな?と思う今日この頃です。
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